ページ ページ15
｢無理無理、しょっぴーかっこよくない？｣
小声でそう話すのは私の中学の同級生。
『翔太推しだっけ？』
｢いや、圧倒的凪姉推し。｣
『凪姉言わないで笑』
｢凪姉推しのなぎなべ推し。｣
『わははっ！笑』
まさかのコンビ推しだったか。
深澤｢楽しそうねえ。｣
宮舘｢中学の同級生なんだっけ。｣
渡辺｢女の子と並ぶとAのイケメンさ引き立つな。｣
深澤｢え、待って、顔良すぎじゃない？｣
聞こえてんだよな。
静かにしろって言ってんのに。
｢…ここが天国？｣
『生きて笑 マジでオタクに磨きかかってない？』
｢私の家に祭壇ができるくらいには。｣
『もうガチじゃん笑』
｢え、てか私今推しの髪切ってんの？｣
『今更？笑』
｢ヤバい震えてきた。え、てかこの髪持ち帰っていい？｣
『マジでキモイからやめな。』
｢うっす。｣
雑談しながらも髪を切ってもらい、完成した。
｢マジで私の推しが世界一！！！｣
深澤｢わかる！！！｣
『そこ結託するん？てか連写やめて。』
渡辺｢アッハッハッハ！笑｣
宮舘｢Aの同級生ちゃん面白いね。｣
『入所当初から推してくれてる超古参ファンだからね。』
｢…私死ぬ…？｣
『だから生きろって笑』
完成形はウルフカット。
ずっとやりたかったんだよね。
｢…本当に似合う。素敵。｣
『ありがとう。お礼に特別にハグしてあげる。』
｢ギャー！！！｣
『良い反応笑』
｢心臓に悪いから止め、うわっ顔良っ…｣
『ダメだった？』
｢だめじゃない…｣
渡辺｢ドSなA絶対需要あるぞ…｣
深澤｢てか女の子とAの組み合わせが良い。身長差すごい。｣
宮舘｢2人のそのオタク目線なんなの笑｣
代金を支払い、同級生は出口までお見送りしてくれる。
『また来るよ。』
｢うん、Aの為にまた腕磨いとく！｣
『お互い頑張ろう。』
｢ずっとずーっと応援してるからね！｣
『ありがとう。心強いよ。』
美容院を去り、スーパーに寄ってから私の家へ。
渡辺｢お邪魔しまーす！｣
深澤｢Aの匂いがする…｣
『涼太、ふっか追い出して。』
宮舘｢あいよ。｣
深澤｢ごめんごめんごめん！普通に素直な感想！やましい気持ち何も無い！！｣
3人を家に入れ、私はキッチンに立ちご飯を作る。
宮舘｢何か手伝おうか？｣
『大丈夫。完成したら呼ぶからその時運んで。』
宮舘｢了解。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1061人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛結(プロフ) - 私は凪ちゃんのスカート姿見たいよ！見たいよおお！！ (4月3日 14時) (
レス) @page47 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - もう尊い。その言葉に尽きる。いつも楽しみにしています！更新ありがとうございます！ (4月3日 14時) (レス) @page46 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 読み始めたばかりですが、とても読みやすいし面白かったです！作者様のペースで更新してくれたら、とても嬉しいです！更新待ってます！ (3月20日 2時) (レス) id: 0f350c242c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なーー | 作成日時：2024年3月14日 11時
