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「今日からお世話になりますっっ」
大家「今日からこのシェアハウスで一緒に暮らすことになった、白石Aさんね、えーっと、」
「あ、白石Aです。大学2年です。よろしくお願いします…?」
宮「宮舘涼太です。よろしく。
…こっちは渡辺翔太。
で、こっちは向井康二。」
大家「前は女の子もいたんだけどつい最近、仕事の都合で引越しが決まってね。
あ、俺は大家の千賀です。なんかあったら連絡して?
じゃあね〜〜」
な、なんとも…自由人な…
でも…やっぱり素敵なおうち。
向「俺のことは康二って呼んで!
俺も大学生やねん!3年生!よろしゅーな!」
「関西…?よ、よろしくです…。」
キランっと効果音がつきそうな笑顔で出迎えてくれた
向井さんとは違って、なんだかオーラがすごい…
宮「ごめんね、翔太は人見知りだけど打ち解ければ良い奴だから
俺のことは、舘様とでもお呼び?」
「だてさま…?」
なんだかキャラ濃いな、ここの住人…。
渡「…よろしく、」
向「よしっ俺がここのルール教えたるー!」
張り切っている向井さんが教えてくれたのは、
大家の千賀さんが手がけたこのシェアハウスは
不動産屋さんにもほぼなくて知り合いからとかしか紹介してもらえない幻のシェアハウスらしい。
そしてその千賀さんはかなりの資産家らしく、
それほどお金に困ってなくて、理想のシェアハウスを建てたいという気持ちだけでやっちゃったらしい。
それが結構有名になっちゃって。笑
だから、ここの家賃も激安。
なのに激広なおうち。
《美男ですねのA.N.JELLの家を想像してください》
宮「各自の部屋以外の共有スペースは汚さない。
使ったら元に戻すを徹底してね、翔太が怒るから。笑」
向「で、ご飯なんやけど、夜だけはせっかくのシェアハウスだし食べれる時は一緒に食べよう!のスタンス。
用事あるとか友達とご飯とかあるなら全然行ってもいいんやけど、必ず連絡することな!
料理担当は、俺か舘さんやね。」
宮「お風呂は入浴中とかの札がドアにあるから
必ずそれやることね。男だけだったから気にしてなかったけど、女の子だからそこだけは…お願いします」
「はい…」
渡「俺の部屋は絶対入んなよ」
「…徹底します。」
向「荷物運んだけるよー、おいでっ」
そして広い広いリビングを通って、階段で2階に上がると
カラフルなドアが4つ。
4人しか住めないのにこの広さ!?!?
大家さん、恐るべし……
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時