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向「康二、結構2人の密会に気付いてたよ?笑」
「密会って、そんな!」
渡「そんなんじゃねえし…」
向「まあよかったね、これで
俺は全然このまま4人でいたいし、まあ付き合ったって言っても、今までと生活変わんないしね?」
「ありがとう…舘さん…!」
宮「ってことで俺2番目行ってくるね〜」
康二くんが上がって、舘さんが入って、私、翔太くんの順番。
最後に翔太くんが入っているときに舘さんに相談してみた。
「ねえ舘さん…」
宮「ん?」
「翔太に…言った方がいいと思いますか」
宮「例の蓮くんの話?」
「うん、ごめんなさいしたし、これからも学校は一緒なわけだから心配させたくないっていうのもあるし」
宮「じゃあ、もし翔太がお店のお得意さんから告白されたとして、お断りしました、でも相変わらずお客さんとして来る…しかも仕事柄距離は近いしその子に触れなきゃいけない。」
「うーん、それは…」
宮「まあ、他人から聞くよりは本人から聞きたいんじゃない?
言わないで変に隠すとボロが出てさらに疑われるのはさけたいところだしねえ」
「そうですよね、康二くんがポロっと言っちゃいそうな気もするし…笑」
宮「そうだね笑、康二は悪気なく言っちゃうタイプだからね笑」
「あと、もうひとつあるんですけど…
こっちがいちばん重要で、」
告白よりも重要なことを相談しようとしたら
お風呂場の方から音がした。
宮「何?」
「…ごめんなさい、また今度話します」
宮「うん、いつでも聞くよ」
向「だてさーーーーん」
階段から降りてきた康二くんと
お風呂から上がった翔太が同じタイミングでリビングに入ってきた。
向「お、しょっぴちょうどよかった
来週花火大会あるやんか、あそこ俺の知り合いでめちゃくちゃいい場所貸してくれるって人おんねんけどみんなで行かん?」
宮「お、めっちゃいいじゃん」
向「ほんで、結構広いスペースやから
この前の人達呼んだらどうかなって思ってんけど
みんなでワイワイした方楽しいやん!」
宮「うん、俺はいいと思うよ」
向「あー、でもしょっぴーは…Aちゃんも、2人で見たいかぁ」
渡「俺は…どっちでも」
花火、せっかくだし2人で見に行きたいと思ってたんだけどなぁ…。
まあ確かにいっぱいいた方が楽しいし…
翔太の友達も多いだろうし。
「うん、みんなで見たら楽しいかも!私も友達呼ぶね」
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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時