5 ページ5
Mステ当日__
スタジオでは、着用予定の衣装のアイロンがけなど準備に追われていたA。
衣装に汚れや埃など付着していないか、念入りにチェック。
「SnowManもうスタジオ入りしとるらしいで、衣装大丈夫？」
今日のTETSUYAは、自身のブランドであるSTEALTH STELL’Aのスタジャン。
「はい、大丈夫です」
9人の衣装はきちんと整えられ、ハンガーにかけられている。
康二の衣装は特に念入りにアイロンをかけたし。
そんなAは#コージネートを参考に、でも自分なりにアレンジしたコーデ。
ーーーーー
「キャハハ」
いまの超音波！？
「キャハハハ」
まただ…
間違いない、この笑い声は絶対ラウール。
と、同時に可愛い人と目が合った。阿部ちゃんだ。
続いて目黒くん。
なんかみんな背が高くてオーラ、ヤバい。
岩本さんとふっかさん、
渡辺さん、舘さま、さっくんも次々とこちらに向かって歩いてくる。
みなさん揃ってスタジオ入りだなんて、SnowManが仲良いのは本当みたいだ。
でも、肝心の彼の姿が見えない。
ーーーーー
「康二は少し遅れるみたい」
「いつもだよねぇ」
いつのまにかAのすぐ側に、阿部ちゃんとラウールが移動してる。
「ひゃあ」
思わず変な声でた。
「オネェさん、衣装の方ですかぁ？」
わーい、ラウールですラウールです〜！！
やっぱ実物めっちゃ背高い！そして細長い！！
「A、みなさんに衣装着替えてもろてな？」
「あ、はい…」
少し緊張しながら、誰がどれを着てもらうかひと通り説明した。
康二がまだ来ていない事に、心が落ち着かない。
みんなが着替えるので、Aは部屋から出てエレベーターの扉付近に移動した。
ーーーーー
ランプが点灯して、エレベーターが上ってくる。
♪ポーン
そして、この階で止まると扉が開いた。
「………っ！」
声が出ない。
何度も何度も繰り返し、すのちゅーぶで見た彼が
向井康二が今、目の前に立っているから______
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミズ | 作成日時：2024年3月24日 19時
