ハコヅメ〜たたかう！元刑事課女子〜2

捜査 ページ16

you side


牧高「係長、似顔絵できました。」


似顔絵を仕上げた牧高ちゃんが刑事課に戻ってくる。


鈴木「牧高さん絵上手いですよね。」


牧高「一応目撃者の子は75%似てるって言ってくれたんですけど…」


『…』


北条「牧高、似顔絵描いてすぐで悪いんだが、被害者への聞き取り行ってくれるか？」


藤「係長、私も同行させてください。」


北条「頼んだ。」


『係長、私もm 源「係長、山田が出てるんで白馬連れて現場の再調査行っていいですか？」…』


わざわざ私の言葉を遮る源先輩。


北条「ああ、白馬行ってくれるか？」


少し考えてから


『もちろんです。行かせてください。』


返事をする。


・


源先輩と再度現場検証に行ったものの、

結果は1回目と変わらず特に手がかりを見つけられないまま

車で署に戻る。

車中では思わず、あの時の事を思い出してしまい、

拳を強く握る。


源「強く握りすぎ。痛いだろ、」


『っあ、すいません、つい…』


源「…大丈夫、絶対捕まえる。」


『はい、…源先輩、』


源「どうした？」


『この事案、まさか、まさか、あいつが…』


源「ちょっと待て、まだ何も手がかりがないんだ。」


『そうですよね、警察官なのに私情で決めつけるところでした…』


源「そう考えたくなるのも無理ない、けどあいつらは今執行猶予中だぞ？」


『さすがに、違いますよね、、』


源「違うとも断言出来ないけどな。あいつを疑うのはまだ早い。」


『はい…すいません、』


源「いや、俺だって1日だって忘れたことはねぇよ、」


『…絶対、捕まえましょうね。』


もう二度と、あんな事は繰り返さない…


源「ああ、」


『署に戻ったらもう1回操作資料洗い出します。』


源「俺も手伝う。」


『ありがとうございます。』


私たちは署に戻り、ひたすら何か見つけようと

ひたすら捜査資料を調べた。

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