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「この前、娘さん迷子になったでしょ…あれ一緒にパパ探すよって付き添ってたの私なんだ…」

翔「!!」

「あの子が翔太くんにパパって走って行く時、全部嘘なら良いのにって思った…でも奥さんのお腹にもう1人いるんでしょ?」

翔「…うん」

「…だから、私みたいな女が関わるような人じゃないの翔太くんは、家族、大切にしなよ」

翔「…でも俺…Aちゃんの事好きなのに」

「笑 最低だねっ…そんなあなたを好きな私も最低っ…だからもう関わらない…会わない」

翔「なんでっ!!好きなら会おうよ」

「無理だよっ、奥さんの事気にしながら会うなんて嫌」

翔「気にしなかったらいいじゃん」

「出来るわけないでしょ?知っちゃったんだから」

翔「バレないから大丈夫、ね、会おう?好きでしょ俺の事。俺はAちゃんのこと好きだよ」

「…ごめんなさいっ、もう無理なの…だからお店にも来ないで…」

翔「なんで!!」

「ごめんなさいっ」



その場から、走って逃げるように家へと帰った

後を追いかけてきたらどうしようなんて、考えたら
振り向くのが怖くて真っ直ぐ家と走った


翔太俺は好きだから会いたい
待ってるから、いつまでも会えるまで
大好きだよ



なんてメッセージが来ていて胸が苦しくなって
沢山溢れてくる涙と声を隠すようにお風呂に入り
枕に顔を埋めて眠りについた


翌朝 案の定、目元は腫れブサイクになっていた



「…これじゃ仕事行けないや…でも行かなきゃ」


いつもより、早く起きたから
少しだけジョギングしに出かけた



近くの公園の中で歩いていると前から走って来る人が
数名いて、すれ違う度に挨拶をくれる


朝の早い時間ってこんなにも気持ちがいいんだ

これなら毎朝歩いてみようかなって思ったり

ベンチに腰掛け少しだけ休憩をする


トントン と肩を叩かれ振り返る



?「やっぱり、Aちゃんだ」

「え!あ!照くん!」

岩「そう、照です。おはようAちゃん」

「おはようございます!」

岩「何してるの?こんな朝早くに」

「早く起きちゃったから…少しお散歩を…照くんは?」

岩「ふふ笑 俺はね、ランニング、毎日走ってるんだ」

「へぇすごい、筋肉すごいですもんね」

岩「えへ笑 褒められちゃったー嬉しい!」

「朝っていいですね、気持ちがいい」

岩「そうでしょ?家はこの辺なの?」

「はい、あのマンションです」

岩「え、うそ一緒じゃん!」

「えーー!!何階ですか?」

岩「俺5階だよー」


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作者名:aira | 作成日時:2024年3月8日 15時

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